2012年03月03日

先月観た映画

1024hPa、晴れ、普通

2月に観たのは、「タイム」と「ドラゴンタトゥーの女」の2つ。
1月に観た「ヒミズ」もここでまた少し備忘録。

アンドリュー・ニコル監督の「タイム」は、人類の成長が25才でストップし、残りの命の時間が通貨のかわりになる世界だ。
寿命を延ばすためには、<時間>を稼ぐしかないけれど、貧しい者は早死にするのが、そこで生きる者たちのルールになっている。
主人公の貧しいスラムゾーンに住む青年ウィル・サラスと、富裕ゾーンに住む大富豪の娘シルビア・ワィスが、階級ゾーンは厳格に遮断されてはいるにもかかわらず、「俺たちに明日はない」のポニーとクラウドよろしく、時間通貨ルールの世界にヒビを入れていく。
SFらしい思考実験映画。
「若く、元気なときに死ぬのは最高の死に方だ」とホメロスの「イリアス」の一節がパンフ冒頭に出ていて、ふぅ〜ん。
紀元前4世紀頃、男性の平均寿命45才、女性は36才位といわれているから、ホメロスのイリアス時代なら、紀元前8世紀(もしくは6世紀という説もあるけど)はもっと過酷で寿命も短かったことだろう、と余計なこともおもった。
映画はとっても楽しかった。
公式サイトは⇒http://www.foxmovies.jp/time/information/trailer.html

デビット・フィンチャー監督の「ドラゴンタトゥーの女」は、主人公のリスベット・サランデルと、彼女を引き立てるミカエル・ブルムクヴィストが魅力的だった、特にリスベットはとっても。
ベストセラーの原作「ミレニアム」の原作者スティーグ・ラーゾンはベストセラーになったのを知ることなく亡くなっている。
リスベットについてのインスピレーションを「長くつ下のピッピの冒険物語」から得たという。
それで、なるほど、と納得。
ちなみに「ミレニアム」は女性への偏見・軽蔑・暴力もテーマらしい。
子供番組「長くつ下のピッピ」は日本でもTV放映されていて、自由・自立・勇気・力持ちのとても知的な女の子がピッピちゃんで、私の大好きな番組だった。
「ミレニアム」はまだ作品があるので、映画もシリーズ化されるといいなぁ。
公式サイトは⇒http://www.dragontattoo.jp/

園子温監督の「ヒミズ」は、このブログでも前前回少し触れたけれど。
原作の漫画を読んでいないので私は知らないし、漫画の結末と映画の結末もまったく違っているらしい。
でも、漫画の結末も映画の結末もそれぞれいいなぁ、と。
映画の結末がとてもよかったので、漫画も、それなら、まったく違う味わいでいいだろうなと推測つくから。
女主人公の茶沢景子もリスベットや、シルビアに勝るとも劣らない、とても賢い女の子だ。
彼女たちからたくさんの元気をもらえた。


posted by しち−らいおん at 19:37| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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