2012年04月02日

3月に観た映画

1023hPa、晴れ、普通

何かと忙しい月だったけれど。
観たのは「シャーロック・ホームズ シャドウゲーム」「世界最古の洞窟壁画」「夢の教室」「マーガレット・サッチャー」「ヒューゴの不思議な発明」。

ガイ・リッチー監督の「Sherlock Holmes 」
おどろおどろしい前作もへぇ〜と、勉強になったけれど。
今回「A Game of Shadows 」のホームズの敵役は、モリアーティ教授というとても重厚なタイプ。
悪役として、オーソドックスで、ふむ、と勉強になった。
裏の顔は、最新の兵器製造工場を持ち、更に包帯等の医療用品工場を持つ。
表の顔は、この2つの裏の事業とは全く関係のない大学の数学教授。
で、政財界権力とのつながりは、もちろん非常に強い。
裏で緻密かつ冷徹に戦争を仕掛ける活動を進めつつ、戦争による兵器と医療の経済的受益者であることは、表におくびにも出さない。
こういうのって、原子力発電所の電力会社、関係建築会社かつ、放射能除染引受業者とか。
その一方で内部被曝解毒剤製薬会社の大株主とかでもあり、原子力発電所推進者、かつ財界権力とのつながりが強い場合なら相似形になるし。
どっちにころんでも、映画シャーロックの場合は戦争があれば儲かるし。
原子力発電関係も、推進していれば儲かる仕組みに乗っかってるんじゃないの、と妄想してしまった。
ホームズの次男坊ぶりと、ワトソン役のジュード・ロウのイケメンさに(HUGOでヒューゴの父親役もしてるけれど、ワトソン役と全くの別人、当たり前かもしれないけれど、役者さんってすごいなぁ )、それからホームズの兄、マイクロフトも決まってた。
公式ガイドは⇒http://wwws.warnerbros.co.jp/sherlockholmes2

ヴェルナー・ヘルツォーク監督の「Cave of Forgotten Dreams (映像の考古学)」
南仏の世界最古32000年前のこのショーヴェ洞窟壁画は、牛・馬・サイ・ライオン等の生命力が発現した強い線描そのものに、動きがいままさに生まれるというか、アニメーションの元祖のような形で残っている。
驚嘆堪能、眼福絶句し、興奮がなかなかおさまらなかった。
それと、観ていて私は進む道を間違えたのかもしれないと、おもった。
歯学部じゃなく、考古学にいくべきだったと。
手のひらに収まってしまう可愛くて小さい古代ヴィーナス像を左右の手のひらに一つづつ持っていたショーヴェ洞窟の考古学研究者が本当にとても羨ましかった。
思い出すたびに今もため息でるほどとっても羨ましいw。
かつて一目惚れしてしまったグエノル・ライオネス像は紀元前6000年位のものらしいけれど、このドキュメンタリーに近い映画(最後だけドキュメンタリーではないみたいなので)の古代ヴィーナス像はさらにずっと古く32000年前。
でも、すこし、面影はあるなぁ、と、ちらっとしか観れなかったけれど。
公式ガイドは⇒http://www.hekiga3d.com

アン・リンセル監督「夢の教室(原題は、ダンスの夢)」
ダンスによって、自分を解き放つ、ピナ・バウシュから10代若者たちへの伝えられる教えのドキュルンタリー。
身体表現の豊かさに、音楽とともに、見蕩れた。
公式ガイドは⇒http://www.pina-yume.com

フィリダ・ロイド監督の「The Iron Ladyマーガレット・サッチャー」
1982年頃の フォークランド紛争とか、記憶にあるニュースシーンが多々出てきて、あ〜年とるってこういうことなんかなぁ〜の感慨も。
彼女が来日して、海部首相が迎えた時のTV談話にびっくりしてしまった。
それで後にサッチャー回顧録も読んだ。
いうまでもないんだけど、メリル・ストリープってすごい役者さん。
公式ガイドは⇒http://ironlady.gaga.ne.jp

マーティン・スコセッシ監督の「Hugo」
現在の映画を映画たらしめているマジック・夢の要素付加を行ったジョルジュ・メリエスへのオマージュにもなっている。
父親と子供の頃映画を観に行っているヒューゴの設定は、作品「ヒューゴ」の原作者ブライアン・セルズニックと、そしてスコセッシ監督も父親と一緒に子供の頃映画に行ったという20世紀らしい体験が共感ベースにあるみたい。
この映画で、メリエスが、ジュール・ベルヌの作品を一部映画化しているところが史実に基づいて再現されててとても興味深かった。
SFの元祖といえば、2000年以上前のルキアーノスの「本当の話」の月旅行描写から始まっているといわれているけれど、ジュール・ベルヌは19世紀の担い手の一人。
映画とSFを寿ぐ作品でもあるんやなぁと、しみじみの気持ちが溢れてちょっと困った。
鉄道駅内からとってもいいし、メリエスのおもちゃ屋さんとか、古書店、歯車が組み合わさった時計塔内部のヒューゴの部屋、機械人形、カフェ、ヒューゴが観る夢も。
DVDが出たら、観たいシーンをゆっくり見飽きるまで観ていたい。
それに大好きな1900年代前期のParisの正確な復元とか、子供たちの置かれていた立場までよくわかり感嘆した。
ところで。
『「われわれの頭の中の世界」は若者に由来している。』といったカネッティの言葉そのもののような、映画「タイム」に、少し感じた息苦しさ( 若者ばかりの世界に生まれ育てば、何ら息苦しさは感じなかったかもしれないけれど )を、「Hugo」では感じないことに気づいた。
それであらためて、外観25歳位の若物たちが醸しだす、活気というのも、しんどいこともあるなぁ、と、逆に体験できたけれど。
「Hugo」での老人たちを見ていて、様々の年代の人たちがいる多様性に、ほっとしたというか。
ただ単に現実世界に近いから慣れてるだけのことかもしれないけれど。
公式ガイドは⇒http://www.hugo-movie.jp/


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2012年04月01日

自分年金とベーシックインカム

1023hPa、晴れ、今年は、まだ熱中症風症状がでていない、わい! 普通

この間、医療関係者と、自分年金の話をしていたら、「二度のガンのあと、死に支度を始めたのね。」といわれた。

四十代前半に一回、四十代中頃過ぎに二回目のガンになった。
二度目のあと、三度目もあるかもしれないし、いつ死ぬかわからんけど、と。
死が「いつ」きてもいいように、整理しようと、各種保険や年金とかの見直しをした。
病気はこういう時、背中を押してくれる。

で、年金については、以前から気になってたし。
どう見ても、無理があって、大変やなぁ、潰れるよ、とかおもってたし。
それに国民年金が受け取れる年まで生きられないかも、もあった。
各種年金の支払をストップし、それに変わるものを、もっと早くから受け取れる、自分年金をつくろうっと、で。
四年か五年かかって、BIみたいな自分年金を作った。
これが出来た頃、ちょうど文系の大学院に行き始めた。
仕事を減らしても、なんとかなることはとてもうれしかった。

ベーシックインカムに賛成なのは、このことがあるから。

posted by しち−らいおん at 20:01| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする