2012年01月11日

年始の映画と文楽初春公演

1023hPa、晴れ、普通

ワン・ビン監督の映画を観たのは、かつて日本語論文とかへのボランティアをしていた中国人留学生さんから(といっても、年は40代前後ぐらいの人だったけれど)「下放」という言葉を聴いたことがあったから。
言葉自体は、それ以前から知っていたけれど、実際農村に行き下放体験した人だった。
下放期間が終わってからまた北京大学の学生に戻った、と。
その人の父上は北京大学の教授だったので、それも更によろしくないことで、と。
ご本人が話されることをうんうんと、聞くだけだったので、何がどう、どのように、どうしてよろしくないのか、何故そうなっていったのかとかは聞いていない。
聞いていいのかどうかよくわからなったし。
だからといって、忘れていたわけでもない。
先月の年末ワン・ビン監督のドキュメンタリー「鳳鳴(フォンミン) ー中国の記憶」を観て、あ〜あこういうことだったのか、と。

年が明けてワン・ビン監督の「無言歌」を観にいった。
無言歌は、ドキュメンタリーではないけれど、下放のあった時代の事実の集積のアレンジで、そうだったんだろうなぁ、と重かった。

「宇宙人ポール」は「無言歌」と同じような砂漠地帯がでてきた。
こっちは、終わりまで楽しくって、胸が熱くなった。それで、元気をもらった。


一昨年文楽を観に出かける直前、母上から「気持ち悪い」と電話で呼び出され、即母上の入院と相成った。
それで文楽断ちをしていたけれど、お元気になられたので、今年の初春公演から、また。

この間観た「義経千本桜」(四段目)の終わりは、吉野山の桜が満開のとこを源九郎狐が舞う。
喜びの表現が、狐風パンクっぽいすばらしい舞、桜満開、謡、三味線、鼓の多重唱で、文楽らしく、破天荒なまでに高まり、そして今の時の、初春を寿ぐ喜びに連なってる。
おどろきと喜びが満ちている段だけれど、太夫さんが、源九郎狐の語りの部分を狐言葉で語られる、そのなんともいえない可憐さ。
おのこさんが謡われたって、どこかとっても可憐、それが文楽。

今回、源九郎狐の主遣いの人形役割をされてる桐竹勘十郎さんが出てらっしゃる「文楽の魅力に迫る!」をどうぞ。→http://www.youtube.com/watch?v=W_cP_nzb36U&feature=related

観客は、年配者が多かったけれど、こんな楽しいのん、若い人達があんまり観ないって、もったいないなぁ、とおもう。

追伸: 1月8日のTwitterで、「昨日、大阪の国立文楽劇場で、初春公演第二部の演目を観劇した。第一部は後日行くつもり。観たのは「義経千本松」と「壺坂観音霊験記」の2つ。義経での狐忠信である源九郎狐の動きもとっても楽しくって、ロックというか、パンクみたいで、初春満開、ええわぁ〜と見蕩れ、現実を忘れられた。」と呟いた。陸前高田の一本松ならぬ
「義経千本松」ではなく「義経千本桜」です、この場を借りて訂正いたします。
posted by しち−らいおん at 23:00| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2012年01月01日

明けましておめでとうございます。

1023hPa、曇、普通

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今年一年、よき年でありますよう。
皆さまのご健勝とご多幸をお祈りいたします。
posted by しち−らいおん at 15:45| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする